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芸能兵士 芸能兵士制度とは? [芸能]

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SE7ENとヒップホップデュオ「Mighty Mouth」のサンチュが、江原道(カンウォンド)春川(チュンチョン)で

行われた軍の慰問公演の終了後、公演に出演していた芸能兵士らが私服に着替えて歓楽街に出没、

風俗マッサージ店に出入りする姿が放送され、休暇以外で隊を離脱することが固く禁じられている韓国で、

大問題となっていました。

そして、18日国防部は「マッサージ店(風俗店)物議」などが浮上した広報支援隊員(以下「芸能兵士」)制度を

廃止することにしたと発表しました。



この日本では聞きなれない「芸能兵士」とは何なんでしょうか?

「芸能兵士」とは正式には、国防広報支援隊員と呼ばれ、軍隊の広報を行うための支援要員として

活動する兵士で、映画俳優・タレント・歌手といった芸能人が対象となっており、

一般人は芸能兵士になることはできません。

「芸能兵士」の仕事は、国軍テレビ、国防ラジオへの出演や慰問公演などで、

時には一般人も観賞できる軍隊主催のミュージカル公演などもあり、やっていることは徴兵前の芸能活動と

ほぼ変わらなそうです。

それらの広報活動と並行して一応、一般の兵士同様に、射撃訓練や遊撃訓練、夜営といった

「軍隊らしい」こともやっていたようですが、一般の兵士に比べたら軍の外に出る機会も多く、

休暇も多くもらえているという実態があります。

土日などの一般の休日を除いて、通常、兵士が徴兵期間中にもらえる休暇日数は勤務態度などにより

優遇されたとしても、せいぜい50日前後。

ところが芸能兵は150日ももらえていたそうです。

また、一般兵が上官や先輩兵からどなられ、いびられながら勤務している間、

「芸能兵」は任務とはいえテレビやラジオ、舞台に立っているので、一般兵とは比べようもないくらい

気楽だったようですが、こういった芸能兵の優遇ぶりには実は理由があったんです。


その理由とはずばり、「国防部は『芸能兵士』を利用して収益を上げていた」から。

国防部は「芸能兵士」に、「広報隊員として任務についている間に制作された番組などの肖像権、著作権、

販売権などのあらゆる知的財産権は国防部が有するものである」といった誓約書に署名させ、

「芸能兵士」本人および所属事務所に権利を放棄させており、それをいいことに、

芸能兵士が出演した番組を外部に販売して利益を得ていたとのこと。

顧客の大半は、芸能兵の家族やファンクラブで、ラジオ番組のCDは1枚あたり1~2万ウォン、

テレビ番組は60分の内容で100万ウォン相当だったといわれています。


韓国男児の義務である徴兵。

徴兵され、どのような軍隊生活を送るかによって、芸能人の好感度は大きく左右され、

除隊後の芸能活動復帰にも影響を与えるので、俳優のヒョンビンやユ・スンホなどのように、

「芸能兵士」ではなく、あえて厳しい海兵隊へ志願したり、一般兵と同じ道を選んだりする芸能人も

少なくありません。


しかし、温い軍隊生活を期待していたこれから徴兵されるアイドルたちにとっては、

厳しい軍隊生活になりそうですね。



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